早朝に美しい蓮の寺を巡って
特別なご朱印を授かろう

 
 泥水の中から大輪の花を咲かせることで、仏教では清浄な心を表わす蓮華。西ノ京にある“蓮の御寺”三ヵ寺を繋ぐ道を「ロータスロード」と呼んでいます。
 薬師寺は白鳳時代(7世紀末)に天武天皇が皇后の病気平癒を願って藤原京(現在の橿原市)に建立し、平城遷都の折にこの地へ移されたお寺。凍れる音楽と評された白鳳様式の建築・東塔(現在解体修理中)や金堂ご本尊など白鳳時代の仏さまでも有名です。
 唐招提寺は奈良時代に来日した鑑真和上開基のお寺。井上靖の小説『天平の甍』で有名な金堂や平城京の東朝集殿を移築したと伝わる講堂、現存日本最古の校倉造・経蔵など、天平の息吹を今に伝える数々の名建築群なども見どころです。
 喜光寺は奈良時代の僧・行基創建のお寺。別名:菅原寺とも呼ばれ、この辺り一帯は天神さんで有名な菅原道真ゆかりの地としても知られています。



薬師寺

■薬師寺は天武、持統両天皇によって発願、建立され、その後平城遷都に伴い、藤原京より平城京に移り今に至る。当時の薬師寺は「龍宮造り」と謳われる壮麗な大伽藍であったが、幾多の災害により、東塔(国宝)を除き烏有に帰した。昭和43年よりお写経による伽藍復興を行い、大伽藍がよみがえった。薬師寺では毎年250鉢の蓮が境内に咲き、仏国土さながらの風景に出会る。

蓮の開花時期 6月下旬~8月上旬
時間 8:30~17:00(入門は16:30まで)
場所 奈良市西ノ京町457
交通 JR奈良駅、近鉄奈良駅より六条山行バス約20分「薬師寺」下車すぐ。
近鉄西ノ京駅すぐ。
お問い合わせ先 薬師寺
☎ 0742-33-6001   http://www.nara-yakushiji.com



唐招提寺

■唐招提寺は唐の高僧・鑑真大和上が奈良時代に創建した寺院で、開創以来、蓮を大切に栽培してきた。これは和上が来朝された際に蓮根を将来されたことによる。和上伝来の品種は、「唐招提寺蓮(赤・八重)」、「唐招提寺青蓮(白・一重)」、「奈良蓮(赤・半八重)」の3種で、他の品種を含めて約130の蓮鉢と、境内2箇所の蓮池がある。

蓮の開花時期 品種によって異なるが、鉢植えの蓮は6月中旬から7月下旬までで、蓮池は7月中旬から9月初旬まで花が楽しめる。
(気候変動で開花がずれることがあります。)
時間 8:30~17:00(入山は16:30まで)
場所 奈良市五条町13-46
交通 近鉄西ノ京駅より徒歩約8分、JR・
近鉄奈良駅より六条山行バス約15分、「唐招提寺」下車すぐ
お問い合わせ先 唐招提寺
☎ 0742-33-7900   http://www.toshodaiji.jp



喜光寺

■奈良時代の高僧、行基菩薩が養老5年(721)に創建。東大寺大仏建立のための
 布教活動の拠点とされた寺。また、行基菩薩はこの寺で入寂された。
 本堂は、東大寺造営の際に参考にされたとの伝承から〝試みの大仏殿〟と言われる。
 蓮の名所として知られ、、約30種、200鉢の蓮が境内を華やかに彩る。

蓮の開花時期 6月中旬~8月上旬
時間 9:00~16:30 ※7月中の土日と祝日は7:00~16:30
                (入山は16:00まで)
場所 奈良市菅原町508
交通 近鉄尼ケ辻駅より徒歩約10分、JR・
近鉄奈良駅より学園前駅行バス約15分、「阪奈菅原」下車すぐ
お問い合わせ先 喜光寺
☎ 0742-45-4630 http://www.kikouji.com/